共立大学教授・地域連携推進センター所長 山田 明氏に話を伺いました。
藩祖の黒田官兵衛、初代藩主の黒田長政はキリスタン大名であったが、キリスト教が禁教となったのち、福岡藩の宗教政策は如何なる変容を遂げたのか。また、宗教をどのように領地支配に活用したのか。主要な寺を紹介しながら、福岡藩における寺院統制を検討していきました
饂飩・蕎麦・饅頭・羊羹発祥の寺、博多山笠発祥の寺、『飴買い幽霊の伝説』が残る寺、4代藩主黒田綱政のミイラが生前のままの姿で発見された等のトピックスも織り込まれ、大変興味深い内容でした。