堀川開鑿に功があった『一田久作直好』を取り上げ、重ねて堀川運河の歴史を辿ってみる講座となった。

まず、『折尾かるた』にみる堀川関連史跡の『車返し』『堀川疎水碑』『河守神社』『舫石』『五平太船』の5つを紹介した。

そして、『折尾自体は歴史が浅く、折尾の歴史を語るには、堀川が必須である！

折尾を語れば、もれなく堀川が付いてくる！』が、冒頭の言葉で講座が始まった。

取分け、堀川治水工事に関しては大変分かり易く、詳しく説明があった。

堀川開鑿の歴史を1時間半で語るのは難しいことだと思うが、概要を知り、興味を抱いた処を新たに知識を広げていける面白さが、身近な郷土の歴史にはあるのではないだろうか。『新たに知る事の面白さを感じ、知識を拡げて貰いたい』この講座の願いでもある。

折尾に留まらず、広範囲に渡る地域からの参加者も沢山あり、郷土の歴史、そして堀川の歴史の関心の高さを感じた。