令和5年度 活動報告
”ペットボトル顕微鏡”で身近なものを観察しよう!(2月25日)
今回は九州工業大学の皆さんによる出前講義です。始めに城﨑由紀先生から、顕微鏡の仕組みや種類、性能の違いなどについての説明があり、子どもたちからは「家にある!」「使ったことある!」など元気な声が飛びました。その後、顕微鏡作りがスタート。まず、はさみでペットボトルの飲み口の部分を切り離し、画鋲でキャップに穴を開けます。子どもたちには少し難しかったので、先生や大学生の皆さんが手伝ってくれました。 次はキャップに開けた穴に、レンズの役割をするガラスビーズをはめるのですが、小さな小さなビーズの扱いに子どもたちは大苦戦。ビーズの行方不明が続出しました…。最後にペットボトルを小さく切り出してプレパラートを作ったら、実際に標本を観察してみます。先生が用意してくれた標本は、人の骨や筋肉、神経の細胞など、初めて見るものばかりで、みんな大興奮!ペットボトルで作った顕微鏡とは思えないくらい、はっきりと見えました。そのあとは、髪の毛やちぎった紙など、身の回りの物を次々に観察しては、「見えた見えた!」と歓声が上がっていました。家に帰ったらあれを見てみよう!と、すっかりミクロの世界に夢中な子どもたちでした。