令和5年度 活動報告
ねるねるねるねの科学~オリジナルのかおりだまを作ろう(11月26日)
北九州市立大学の皆さんをお招きして「ひびきのサイエンススクール」を開講しました。講師の桑原眸(くわはら ひとみ)先生が青い液体を「魔法の水」に入れると、液体は一瞬にしてプルプルとしたゼリー状=「ゲル」になり、子どもたちは興味津々。この「ゲル化」の仕組みを利用したお菓子が「ねるねるねるね」なのだということを教わり、身近なところに科学が利用されていることがわかりました。
そのあとは、保護メガネと手袋を着けて、実際に「ゲル化」を体験します。オレンジの香り付きのアルギン酸ナトリウム水溶液に好きな色を付け、スポイトを使って乳酸カルシウム水溶液の中にポタポタと入れていくと、きれいなゲル状のビーズができます。色をミックスしたり、グラデーションにしたりと工夫しながら瓶に入れていき、ラッピングすると、色とりどりのかわいい芳香剤ができあがりました。「科学って、身近で面白い!」ということが子どもたちにも伝わったようです。